日経産業新聞に掲載中の「仕事人秘録 エッセイスト ドラ・トーザン氏」が面白いです。
日経産業新聞(Nikkei Business Daily)とは
あまり馴染みのない新聞だと思います。実際の新聞を見ると、1部180円と表示されているのでコンビニや駅のキオスクで買えるのかもしれませんが、自分の住んでいる愛知県の主要駅で探してみましたが、見つけることは出来ませんでした。実際的には、定期購読していないと読むことは難しいかもしれません。
実は、日本経済新聞社が発行するビジネス専門紙で、平日のみ発行されている日刊紙になります。
日経電子版を契約していると、日経産業新聞の記事も一部読めたりしますので、知らない間に日経産業新聞の記事を読んでいた、なんてことはよくあります。
今回の連載も、日経電子版から見つけました。
仕事人秘録とは
仕事人秘録とは、経営者やビジネスパーソンの生い立ち、キャリアパス、経営者として成功だけでなく、成功や失敗をしたビジネスに関する回想録、仕事に関する考え方、現在取り組んでいることなどなど、生の声を読むことができます。
外国の方が登場することも少なからずあります。
仕事人秘録 エッセイスト ドラ・トーザン氏
2019年9月10日からは、
「仕事人秘録 エッセイスト ドラ・トーザン氏」
の連載が始まりました。
失礼ながら、これまでドラ・トーザンさんは存じ上げませんでした。それでも、何となく記事を読んでみたのですが、面白くて、興味津津で、次の日の内容が待ち遠しくてたまりません。
自分は日経電子版で読んでいるのですが、日経産業新聞から1日遅れで公開されているようです。
子供の頃、週刊少年ジャンプでドラゴンボールが連載されていた時も、次週の内容が待ち遠しくて、待ち遠しくてたまらなかったのですが、それと似た気持ちに今なっています。(古い話で恐縮です)
いくつか、印象に残ったところを抜粋してみます。
古いものと新しいもの、静けさと騒々しさ、安全だけどちょっとクレージーな部分もある――。そんな、欧州の大都会とは全く異なる東京の街並みや人々の中にあるコントラストに引き込まれました。 (連載第1回より)
外国の方が日本に来て、日本を好きなってくれるのは本当に嬉しいですね。
冬に青空を見ることが少ない欧州人にとって、澄み渡る東京の冬空は特別なものに思えます。真冬なのに常緑樹が青々と茂り、ツバキやサザンカが大輪の花を咲かせていたことにも驚きました。(連載第7回より)
真冬の常緑樹の姿、改めて気づかされました。夏にはエネルギッシュに成長していた木々や草花の成長が静かになり、剪定をされ、枝が目立つ木々もたくさんありながら、でも常緑樹の緑は存在感があり、ツバキやサザンカは赤、赤紫、ピンクの花が咲いている。日本の冬の、本当に良い一面です。
近代的な高層ビルとその隙間にある小さな木造の民家、最新型の新幹線にさっそうと乗り込む着物姿の高齢女性など、東京が持つエネルギーや古いものと新しいものが混在するコントラストにもひかれました。 (連載第7回より)
そう、確かにそう!
確かにコントラスト。東京を的確に表現されています。高層ビルがある一方で、民家や歴史的建造物やスポットも沢山ある、それが東京ですよね。
日本にいると当たり前かもしれないけれど、なかなか気づけない。日本の特徴に改めて気が付かされます
すしやうなぎ、おでんなど日本料理のジャンルの多さとともに、高級料理店から立ち飲み屋まで様々な業態がある食文化の多様性にも感動しました。 (連載第7回より)
レストランに関しても、ジャンルの多さは改めてみると考えるとそうだな、と感じました。
“多様性”、食文化だけではなく、日本文化の特徴、良いところですよね。
自分が外国の方に日本の特徴、魅力を伝える機会があったら、このようなコントラスト、植物、多様性、サラッと語れるようになっていきたいです。
ひとつの場所にとどまらず、様々な場所でのたくさんの出会いや発見に満ちた生活スタイルは、大好きな映画「男はつらいよ」の寅次郎ならぬ「フーテンのドラ」といったところでしょうか。 (連載第1回より)
なるほど。シンプルに面白かったです。
自分とは恐らく、それほど年齢は変わらないと思います。(トーザン氏は年齢未公表です)。われわれ世代ではちょっとなじみが薄い、でも日本を代表する映画を「大好き」とサラッと語るところには、驚きとともに惹かれました。
それはまるで日本のお風呂のようでした。温かい湯船に肩までつかって体がほぐれていくように、日本文化にどっぷりとつかることで、心も体も気持ちよく日本になじんでいくのが分かりました。 (連載第7回より)
こんな表現が出来るようになりたいです。日本のものに例えて、日本に対する自分の気持ちを表現していく、本当に体の芯まで伝わって、もとい、心の芯まで伝わってきます。(お風呂とかけて見たかったのですが、あまりうまくいきませんでした、、、)
私も「それはいいアイデアかも」と思い立ち、NHKの代表番号を調べてもらって自分で電話をかけました。 (連載第8回より)
そこでフランスのアパレルメーカー「アニエスベー」や、高級宝飾品の「バカラ」に、番組出演時に着用する服やアクセサリーを貸してもらえるように交渉しました。 (連載第9回より)
そこで、自分でエールフランス(現エールフランスKLM)に交渉して、スポンサーになってもらいました。 (連載第12回より)
こういった行動力も見習っていきたいです。自分で動いていくからこそ、今回の連載で書かれているような、様々なことが開けていけるんだと思います。
今後は、ドラ・トーザン氏の著書や、テレビ出演などもチェックしてみたくなりました。
リンク
・オフィシャルサイト ドラ・トーザン.net https://www.doratauzin.net/
・日本経済新聞 https://www.nikkei.com/ (ビジネス→仕事人秘録)
日経電子版でも見られます
ちなみに、日経電子版アプリのスクリーンショットはこんな感じです。
次の記事が楽しみで、毎朝、この画面を更新しています。
最後に
今回の記事を書いていて、「仕事人秘録」を何回も間違えて「必殺仕事人」と入力してしまいました、、、
秘録が、IMEで一発で変換できなかったため、さらに誤入力する原因になったのかもしれません。
何回も見直しました。
今回の記事の中に誤入力が残っていないことを祈っています。